プロバイオティクス=生きた菌を含む食品。

「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」
すごく似ています。
どっちがどっちかややこしいですが、プロバイオティクスとは
十分な量を摂取すると、健康に役立つ効果を発揮する生きた微生物のことです。
主にヨーグルト・納豆・キムチ・ぬか漬け・ザワークラウト(キャベツの酢漬け)・ンペ(テンペ菌で発酵させた大豆)などの乳製品や発酵食品に含まれます。
醤油・味噌・塩麹・酢などの調味料にも含まれています。
プレバイオティクス=食物繊維やオリゴ糖など。

一方のプレバイオティクスは、有用菌(善玉菌)のエサとなるオリゴ糖や食物繊維のことです。
★消化管上部で分解・吸収されない
★大腸に共生する有益菌の栄養源となり、それらの増殖を促進する
★大腸の腸内細菌たちの構成を健康的なバランスに改善し維持する
★ヒトの健康の増進維持に役立つ
などの条件を満たす食品たちのことをいいます。
最近の研究では、プレバイオティクスが腸内細菌たちの代謝活動を促進し、主に短鎖脂肪酸の中でも酪酸産生菌の増加につながることが示されているのですって。
腸活的にどっちがいいの?
プロバイオティクスとプレバイオティクス、どっちがいいの?となると、どっちも摂ったほうがいいわけです
これらの違いは、プロバイオティクスのが即効性があって、プレバイオティクスはべ―スの底上げが期待できます。
会社の組織に例えるなら、プロバイオティクスは臨時の短期アルバイトみたいな存在。
一氣に加勢して生産性はあがるかもだけど、ずっと居続けてはくれない(から常に摂り続ける必要がある)
※効果は数日
プレバイオティクスはというと、会社の正社員的存在。
日々の実践と経験を積んで能力が高まってゆきます。
サイヤ人がスーパーサイヤ人、ひとしくん人形がスーパーひとしくん人形になる、みたいな。
増えるのに時間はかかるものの、正社員ゆえ、すぐにいなくなったりしません。
※効果を感じるまで2~4週間くらいかかることも
即効性を求めるなら、プロバイオティクスですが、ベースの底上げを図るならプレバイオティクスに軍配が上がりそうです。
結局どっちも摂れたほうが腸活になるよねって話。
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