伸びた腸は元に戻る?戻らない?
久しぶりの投稿となりました。。。
先日、腸に関する質問をいただきまして、そのことについて触れてまいります。
質問の内容は
「伸びた腸はもんだら戻りますか?」
というものでした。
どうでしょう。。。
かなり前の記憶ですが、テレビ番組を見ていたとき、西洋医学系のお医者さまは
「伸びきったゴム同様、伸びた腸は元に戻りません。」
と仰ってました。
果たしてそうなのでしょうか。
わたくしは情報を丸のみ鵜呑みにしないタイプなので、じぶんなりに考察することにいたします。
とはいえ、内視鏡で視ているわけではないので、考察すれども確かなことはわかりません。
が、1つだけわかることがあります。
それは「ひとの身体(腸)はふしぎがいっぱい」だということです。
※現代医学の観点から解明できていないことが多いです
そもそも腸は伸びるの?
そもそも腸が伸びきってしまうのかについても一考する必要がございます。
(おそらくこの時の「腸」は大腸を指し示すワードだと推察いたします)
わたくしたちは加齢に伴い、体中のいたるところで弾力性が失われていく生き物です。
血管にせよ、筋肉にせよ、臓器にせよ、弾力性は減ってゆきます。
弾力性が失われることをイコール腸が伸びると表現するなら、腸が伸びきってしまうという表現をするのは間違いではなさそうです。
その腸が戻る可能性があるかについては、(人によって)あるかもしれないなぁ、と個人的には考えます。
完全に元の状態にとまでは言いませんが…。
そう考える背景は、環境によって遺伝子のスイッチがONになったりOFFになったりする生き物がヒトだからです。
遺伝子のON/OFFによって、また当人のポテンシャルや特異性によって、戻る可能性はゼロと断言できないと考えます。
一般的に(もしくは現代医学の見地から)不可能と言われていることも、個人レヴェルで考えたら不可能とは言い切れません。
(例えば、治らないと言われていた病氣が治ることがございます。それを人は奇跡と呼びますが、実は奇跡ではなく、現代医学で説明がつかないだけの話です)
結局、伸びた腸は戻るのか。
どんなこともヒトの身体において
・全員に都合のよい答えはなく、1つの答えに集約はできない。
・絶対のルールはない。
のです。
しかも、わたくしたちは個人差、個体差がございます。
従いまして、「伸びた腸が元の状態に戻るか」の質問に対するわたくしの答えは、
正直なところわからない、どちらともいえない
です。
腸もみによって腸の弾力性が戻る可能性についても「わからない」です。
「ない」ことを証明できませんし、「ある」と断言もできません。
弾力が失われつつある腸は、ぜん動運動がよわくなっている可能性がございます。
であれば、外からのサポートすなわち腸もみは、失った弾力性を補う行為になりうる可能性があります。
仮に伸びた腸が「元に戻る」または「戻らない」とキッパリ断言される方がいらっしゃったら、その根拠はなにかを聞いてみてください。
そして、その根拠が納得できるものなのか否か、じぶんの頭で考えてみてくださいませね。
「だれにでも当てはまる絶対の答え(解)がないのが腸」だとわたくしは考えております。
(事実はわからないものの、伸びてしまった腸があったとしても、個人的には限りなく元に戻ってほしいと願っています)
腸もみ・腸活コラムに関連する記事
腸もみしてもお腹が鳴らないのはダメ?
この音を聞くと、施術する側...
アレンジポテサラで腸活♪
わたくしはすきです。
(もちろん、万人が好きだとは思ってませんです)
マカロニサラダより食べる機会が多いです。
手づく...
食物繊維と腸内細菌。
画像の書籍には腸内細菌について、最新の情報が書かれています。
(わたくしの著書も読んで...