腸もみとは?
10年前より見聞きする機会が増えた「腸もみ」。市民権を得てきたなぁと感じます。「腸もみ」が広まるのと同時に「腸もみってなにをするの?」「効果は?」「危険じゃないの?」という質問や疑問も見聞きするように。そこで今回は腸もみについてや、危険性のある・なしについてお話します! 腸もみとは、文字通り「腸をもむこと」です。機械などを用いず、腸もみの専門家にサロンなどでもんでもらう方法と、セルフケアとして自分の手でもむ方法があります。さらに、マッサージオイル等を使って滑らかにほぐす方法と、オイル等を使用せずドライ、つまり着衣の上からもみほぐす方法があります。腸もみと一言で括られがちですが、いくつかの種類があるのですね。
腸もみに危険性はあるの?
いくつかの種類に分けられる腸もみですが、危険性はあるのでしょうか。腸もみを受けたことのない方は「腸もみって痛いのでは?」「腸を押したりもんだりしていいの?」「よくないことが起きたりしない?」「受けてみたいけど危険性はないの?」と思われるかもしれません。 腸もみは腸が心地いいと感じる感覚でもむことで、腸本来の動きに近づき、さまざまな不調が改善されることが期待されています。腸にとって負担や負荷がかからない、つまりストレスにならない圧加減やスピードでもめば、危険性はありません。反対に、腸にとって負担や負荷がかかる圧加減や速さ、思わず顔をしかめるほど痛みを伴う強さの場合、腸にとって不具合が起きてしまったり、危険行為になる可能性があります。腸はわたくしたちが思っている以上に繊細でデリケートな臓器です。ただただ痛いだけの腸もみは、腸にとって負担がかかるだけでいいことは1つもありません。
心地よい腸もみに限り、危険性はありません
腸もみは行なうときの圧加減(力加減)やスピード(リズム)が適切であれば、極めて安全性が高いケア法です。心地よい感覚の腸もみは、腸が安心感を得てどんどんリラックスしてゆきます。腸もみが危険になり得るとしたら、それは腸がイヤがる強さやリズムで行なわれている時と心得ましょう。 基本的に危険性のない腸もみだからこそ、軽い刺激でもんだりさすっただけでお腹につよい痛みがあるときは、病氣が隠れている可能性があります。その場合は痛みを放置せず、然るべき医療機関を受診するなどしてください。安全性が高いとはいえ、食後すぐのタイミングや内臓に疾患(例:腹部大動脈瘤など)がある、腸が炎症を起こしている、月経痛がひどい最中、妊娠中は腸もみを控えてください。 腸もみのやり方がわからなかったり、どれくらいの強さでもめばいいのか知りたい方は、専門の腸もみサロンなどで受けてみるのも1つの方法です。
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