お腹の上が硬い、その理由は?

腸もみしていたら、お腹の上が硬かった…。

養腸セラピー(腸もみ)をしていたら、肋骨の下が入りづらい、硬いと感じました。なぜお肋骨の下(お腹の上)が硬くなるのでしょうか?
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このような質問をスクールの受講生さんから頂戴しました。
受講生さんが硬いと感じたのは、画像の赤く囲ったあたりです。
なぜ、ここいら辺が硬くなるのでしょう?

受講生さんご自身が考えた回答は

 ・大腸のガスが横行結腸周囲に溜まっているから

でした。ピンポーン(正解)だと思います。
同時に、これ以外にも考えられることがありそうです。
お腹のガス以外に原因がある場合という点にフォーカスして考察してまいりましょう。


ガス以外で考えられるお腹が硬い理由。

さきほどの画像には出ていないのですが、この横行結腸のすぐ上には肝臓や胃が常駐しています。
この肝臓や胃たちの機能が低下していたり、調子がイマイチ、不調だと、横行結腸周囲が硬くなることがございます。
これぞ「いかんぞう~(胃・肝臓)」です (ダジャレ、寒~っ)
肝臓や胃たちが本来の動きができておらず、それが硬さとなって現れているケースです。
(臓器たちは調子がわるくなると硬さが出てまいります)

結果、すぐそばにある横行結腸にも影響が出て動きづらくなる、ということが考えられます。
つよいストレスに晒されている人、暴飲暴食が続いている人は、この肋骨周囲が硬くなっている傾向がつよいです。
※経験上感じ取っている私見です。個人差がございます

セラピストがお腹を硬くしている?

ほかにも考えられる要因があります。それは、

 セラピストの技量によるもの

です。
平たく辛辣に書くと、そもそも腕・技術がイマイチなケースです。
肋骨近くを痛みを感じるような強さで刺激すると、施術を受ける側(クライアント/お客さま)の痛みや緊張を引き起こしてしまいます。
すると、施術を受ける側は、無意識下で本能的に身体を強張らせたり、過緊張になることも(身体を守るための防御反応です)
結果、わが身を守るために肋骨下部を硬くしてしまうのです。
技量と経験が足りないセラピストや己の技術を過信しすぎるセラピストにありがちなケースです。

お腹(腸)は、そのお腹に見合ったつよさやリズム、場所を刺激できれば、自然とフワワンとほぐれゆるんでくれます。
無理やりとか力づくは不要です。
特に「過信」はこわいので(自信はいいのですが)、経験を積んだセラピストほど己の技術を過信しないよう、戒めながら施術することが求められます。

お腹の上が硬くなる理由、参考になれば幸いです。

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