腸もみが痛いとウワサされる理由
腸もみの施術に興味はあるものの、「腸もみってどういうことをするの?」「腸もみって痛いんじゃないの?」と思っている方は少なくないようです。 腸もみは文字通り腸をもむことです。腸をもみ、やわららく温かい状態、そして腸本来の動きや働きができる状態に近づけるリラクゼーション法です。腸もみによって毎日スッキリしやすくなるのはもちろん、健康状態やスタイルアップなども期待できます。腸もみはリラクゼーション法ゆえに、本来心地いいものなのです。それでも「腸もみは痛い」というウワサが後を絶たないのも事実。腸もみは痛いのか、それとも心地いいのか、情報が錯そうするほどに迷ってしまいますよね。 そこで今回は、腸もみが痛いと感じる理由や原因を探っていくことにいたします。
痛いと感じる腸もみ(自分編)
ご自分で腸もみをしてみて「痛かった」と感じた経験のある方はいらっしゃると思います。その原因のほとんどは「適切な圧加減で押したりもんだりしていない」からです。要するに押しすぎです。 ご自分でもむとき、余分な力が手やお腹入って必要以上に力んでしまったり、息を止めたまま押したり、指を立ててグリグリと行なう方がいらっしゃいます。ほぐしたい氣持ちが先行してがんばってしまうと強すぎる圧加減となり、それが痛みに転じるのです。 ご自分でもんでいて痛いと感じたら、押す加減をゆるめたり、指先が立っていないか確認してみてください。それだけでも痛さはかなり変わってきます。 例外として、軽くお腹を押したり触れた程度で腹部に強い痛みを感じる場合などは、腸や婦人科系の臓器に異常や病氣が隠れている可能性があります。痛みがつよい場合は医療機関を受診するなどなさってください。
痛いと感じる腸もみ(サロン編)
続いて、サロンや整体院などで腸もみを受けて「痛かった」経験をされた方はどうでしょう。 初めて腸もみを受けて「痛い」と感じても、初めてだと「そういうもの」と捉えてしまうかもしれません。また、施術を担当した方から「あなたの腸が硬いから痛い」と言われたら、専門の人が言うのだから痛くても仕方ないと感じることもあるでしょう。誤解を招く覚悟で書きますが、痛みを伴う施術を提供し続ける方のほとんどは技術が未熟です。最初にも書きましたが腸もみは「とても心地よいもの」です。ほぐれる際、一時的に軽い痛みを覚える可能性はあっても、終始痛い場合は施術者に「痛い」と伝えて力加減を弱めてもらったりしてください。技術を提供する側の技量と経験で力加減はコントロールできます。 腸は痛い想いをするために施術を受けているわけではありません(手前みそですが、わたくしのサロンにいらっしゃるお客さまの多くは心地よくて深い眠りに落ちる方ばかりです)。 それでも痛いまま施術を行なうようでしたら、別のお店に行くことも検討されてください。 腸もみにおいて、痛いほど効くということはありません。せっかく施術を受けるのですから、心地よさや安らぎを感じられる施術者やサロンを選んでくださいね。
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