ヨガが腸活によい理由と簡単腸活ポーズ2選

ヨガを味方に腸活しよう!

ヨガやピラティス、適度な運動は腸にほどよい刺激を与え、スタイルアップや心地よい排便につながります。中でもヨガは、腹式呼吸をしながら行なうため、自律神経のバランスが整いやすくなり、腸の動きを正常に近づけてくれる効果が期待できます。腹式呼吸は呼吸を司る筋肉の横隔膜を上下に大きく動かすことのできる深い呼吸です。深い呼吸が行なわれるほどで腸がマッサージされ、好循環が生まれます。 なにかとストレスが多い世の中において、腹式呼吸やヨガのポーズを日常的に取り入れるのは腸活的にもおすすめです。ヨガのポーズは呼吸とともにお腹周りをひねったり、ねじったり、丸めたり、反ったりする動きも多く、自律神経と腸内環境を同時に整えることができます。 今回は超初心者の方が一人でもできる腸活ヨガのポーズを2つご紹介します。


超簡単な腸活ヨガ「屍のポーズ」

ヨガと聞くと、きれいにポーズを取らなくてはいけない、と身構えてしまう方もいるかもしれませんが、ここでお伝えする腸活ヨガはきれいなポーズより、心地よさと呼吸を大事にします。 最初にお伝えするヨガのポーズはあお向けになる「屍(しかばね)のポーズ」です。名前の聞こえはよくありませんが(笑)、とてもリラックスできます。やり方は、あお向けになって、大人しめの「大」の字になりましょう。手のひらを上にし、腕は真横より斜め下くらいにします。「氣をつけ」のように身体の側面にぴったりつける必要はありません。足は肩幅や腰幅よりやや広めにします。この体勢で目をつぶり、ゆっくりと呼吸をします。自分の呼吸やお腹が上下しているか、身体の感覚に集中しながら2~3分、できれば5分ほど行ないます。だんだん呼吸が深くなり、身体のこわばりがゆるんでいくのを実感できれば大成功です(最初のうちは感覚がわからなくても、1~2週間続けると変化がわかるようになってきます)

超簡単な腸活ヨガ「赤ちゃんのポーズ」

屍になった次は若々しい赤ちゃんになりましょう。超簡単な腸活ヨガのポーズ2つめは「赤ちゃんのポーズ」です。別名ガス抜きのポーズとも言われています。お腹が張りやすい方は積極的に行なってほしいポーズです。 あお向けになって両腕でひざを抱えます。この体勢がきつい方は片足だけ抱えるようにします。抱え込まない側の足は、もも裏が痛くなければ伸ばし、痛みやハリを感じるようなら軽くひざを曲げておきます。 それぞれの体勢(両ひざを抱えるまたは片ひざだけ抱える)で、一度息ってお腹を膨らませす。息を吐くタイミングで膝を上半身に近づけたら、息を吸って両腕の抱え込みをゆるめてください。両ひざを抱えていた方は5~6回、片ひざを抱えていた方は、交互に3回ずつ行ないましょう。 今回ご紹介の2つのポーズは、背中や腰が痛くないようにしながら、呼吸のリズムで行なってみてくださいね。

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