魔法の地味トレ「腸のお作法」

「腸のお作法」が生まれた背景

「腸のお作法」とは、腸が動きやすい身体操作や呼吸法を身につけるための講座(レッスン)です。
セラピストとして、ほんっとうにたくさんの方の腸をもんでおります。

施術を通じて腸がフワフワになった後、せっかくフワフワになったのに、いつもの座る姿勢がざんねんだったり(骨盤後傾)、猫背だったり、反り腰だったりすると、腸は窮屈さを感じ、ストレスになったり動きづらくなってしまいます。

もったいない!

腸に不調を抱える方の多くは、日常の姿勢や呼吸を整えれば不調を軽減させることが可能になります。

腸にとって負担が少ない姿勢、呼吸がどんなものかをご存知ないのと、日常動作が腸に及ぼす影響がどれだけ甚大か氣づいていないから、不調沼からなかなか抜け出せてないのかもしれません。

なら、腸への負担が少ない身体の使い方や呼吸法を学んで覚えて実践してもらえばいい♪

という考えの下、開発したのが「腸のお作法」です。


「腸のお作法」はイメージ使いまくります

右の画像の方の座り姿勢、素敵じゃないですか?
元々は骨盤がくたっっと後ろに倒れがちでした。
「腸のお作法」は、最初に立ち方を覚えてゆきます。
イメージ手法を用いて、身体のつながりを感じて立ち方を実践です。

立ち方の雰囲氣がつかめたら、今度は座って体現します。
すると右のような座り姿になってしまうのです。

「こんなに楽でいいんですか?
もっと力を入れて座らないといけないと思ってました」

そんなことはございません。
ある場所を日頃から意識できるようになる“だけ”でも、スッとした座り姿勢が体得できます。

最大のポイントは “腹圧”。
だからといって、お腹に力を入れる≒腹(直)筋に力を込めたりはしません。

どこをどのように意識すればいいのかをイメージキューを出しながらお伝えします。
イメージができる“だけ”で、こんなにキレイに、しかも楽に座れてしまうのです。

「腸のお作法」は地味トレ?

「腸のお作法」は、ふだん何氣なくしている「呼吸」「立つ」「座る」「歩く」を意識化して見つめ直し、再構築してゆきます。地味トレかもしれません。

・特別意識していないことを意識する、そこにフォーカスする。
・意識がよわい・薄いところを使えるようにしていく。

言葉にするのは簡単ですが、実際は簡単ではないです。
日常の動きを変えるから。
ダイナミックな動きや難しい動きはほぼゼロなのに、チグハグな動きのご自身と出逢えたり、呼吸の入り方の左右差があることに吃驚(びっくり)するかもしれません。

でも、氣づけば意識できるようになり、意識できれば、身体と腸は変わります。変わるには、「意識して相応しい動きを継続する」の繰り返しです。
(意識しただけで反映しなければ変わりづらく、継続してもそれが正しいことでなければほぼ無意味です)

たった1回でどうにかなることはないので、3ヶ月かけて身体と向き合いながらじっくり身につけてゆきます。
身についたら、最高×最幸のご自分が待っているのではないでしょうか。

いつか自然と無意識でできるようになるその日まで、お作法の道は続きます。
(「腸のお作法」を学んだ後がほんとうのスタートかもしれません)

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