ガスの原因は1つではありません。
「お腹のガスが苦しくて…」とある日来店されたお客さまがおられました。
ガスで苦しいのはしんどいですが、ガスにも原因や背景がございます。
例えば、
☑お腹の冷え(≒硬い)
☑運動不足
☑姿勢
☑食べ物
☑咀嚼回数が少なく早食い
☑ストレス
ナドナド。
原因や背景になるものが1つなのか、はたまた複合的に絡み合っているのか紐解いていく必要がございます。
こういう振り返り作業は、ご自身の意識や自覚していないところに隠れている可能性があり、独りで見つけていくのは正直むずかしいのではないでしょうか(専門家やプロフェッショナルを頼られるとスマート)
ガスが溜まる原因と理由。
このお客さまの場合、お話を伺ったり、腸もみをしたりして出てきた可能性は、「お腹の冷え」「姿勢」「早食い」「食べ物」でございました。
お腹が冷えていると腸の動きは停滞しがちです。
するとガスが出るより溜まる方が多くなり、張って苦しい…となります。
姿勢においてはですね、お仕事的にデスクワークで、長時間座ることが多いようです(残業もけっこうあるのだとか)。
腸が腸時間押しつぶされるような姿勢が日常的に続けば、当然動きづらくなり、ガスが発生してしまう可能性が。
早食いは空氣を一緒に飲み込んでしまいがちです。
「呑氣症」の可能性が考えられます(診断はしませんですよ)
呑氣症は、のんきじゃなく、どんきしょう と読みます。空氣嚥下症とも言います。
「無意識に大量の空気を呑み込むことで、胃や食道、腸に空氣が溜まって、げっぷやオナラ、お腹の張りなどが頻繁に出る症状」です。
腸活アイテムがガスの原因になることも。
食事においては、ヨーグルトをほぼ毎日召し上がって腸活をしておられました。
実は、、、このヨーグルトがご自身の腸(腸内細菌)と合っていなくて、ガスが大量発生している可能性もあるのです。
しかも冷蔵庫から出してすぐの、ちゅべたい(冷たい)まま食べていました。
腸内細菌との相性または、冷たいヨーグルトで腸が冷えやすくなっていたかもしれません。
※あんまり冷たいときは少しレンチンして食べてくださいね
“ご参考” → 腸活アイテムのヨーグルト、いつ食べるのが効果的?
腸活ブームの到来により、ヨーグルトは今では腸活の王道のようになっています。
一方、食べる量やそのヨーグルトに含まれる乳酸菌さんたちとの相性がイマイチだと、よかれと思っている腸活が逆効果になってしまうこともあるのです。
お客さまに上記のことを施術とともにお伝えしましたら、やはりどれもこれも無自覚/無意識なことばかりだったようで。
ここから1こずつ該当しそうな/可能性があるものと向き合い、結果ガスが減ったら「ああ、これが原因だったのかもね…」となります。
このようにガスの原因は1つではありません。背景が違い、個人差もございます。
お独りで解決や解消が難しいと感じたら、サロンの扉を開けてくださいませ。
腸もみとともにサポートいたします!
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