腸もみで期待できる効果は?
腸もみをした翌日にスッキリした!というお声を聴くと、わたくしたち腸もみの専門家もとても嬉しくなります。同時に、腸もみの可能性はお通じ面以外にも多岐に亘っています。今回は、腸もみで期待できること、腸もみ中や腸もみ後に起きうる変化、腸もみを受けるペースについてお話します。 ・腸もみで期待できること 腸もみは腸をもんで腸本来の動きに近づけることが目的のリラクゼーション法です。腸は非常にデリケートな臓器で、ストレスや食べ物の影響で腸内環境が悪化しやすくなったり、免疫機能が低下しやすくなったりするため、リラックスが必要です。不調になった腸は、冷えたりむくんだり、下垂する可能性を秘めています。不調を放っておくと、便秘や肌荒れ、アレルギー、不眠、低体温、月経トラブル、氣分の落ち込みといった数々の不調を引き起こしかねません。腸もみで腸がリラックスできると、自律神経のバランスが整ったり、便通が改善したり、さまざまな不調の改善が期待できると言われています。 近年腸もみはお医者さまの間でも認められ、その認知度と実力は上がる一方です。
腸もみ中~腸もみ後に起こりうること
わたくしのサロンで腸もみの施術を受けたことのある方は「腸もみ中、その心地よさから眠たくなった」という感想を寄せる方が非常に多いです。「もっと痛いと思っていたけれど、全然痛くなかった」というお声もよく耳にします。「腸もみ=痛い」印象があるのは、未だに痛い施術を行なうサロンがあるからでしょう。 痛いだけの腸もみは、リラックスしづらいため、自律神経のバランスが整いづらくなったり、さらなる便秘や不調を起こしたりしかねません。強い痛みを伴う施術を得意とするサロンに行かれる場合は、なぜ強くもむ必要があるのかなど事前に確認してみてください。きちんと説明ができない場合や説明を受けてもご自分が納得できない場合は、腸と身体を守るために断る勇氣も持ちましょう(だからといって無断キャンセルなどはなさらないでくださいね)。
翌日以降の変化と施術を受ける理想の間隔
腸もみ直後から翌日(個人差がありますが腸もみ後1週間くらい)にかけて、身体の内側がとても温かい、呼吸がしやすい、氣分がスッキリする、翌日までぐっすり眠れた、お小水がたくさん出た、便通が整ったなどを実感される方は非常に多いです。 一方、腸が著しく不調な方、ご自分の腸への意識・関心が薄い場合、腸もみの施術を受ける際、思いのほか緊張していてリラックスできなかったなどの場合は、一度の腸もみで効果や変化が感じづらいことがあります。1回で変化を感じた方も、驚くような変化や効果が実感できなかった方も、腸もみ中に不快感がなければ、あまり日を開けずに2~3回続けることをお勧めします(理想は週1回のペースで2~3回ですが、それが難しい場合は1ヶ月の間に2回程度を目安にしてください)。続けることで腸への意識や感覚が芽生えてきたり、腸の不調が改善しやすくなったり、変化に氣づける腸になってゆきます。
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