腸もみのやり方は?
「腸もみ」は専門家または自分の手で、腹という限られた場所を心地よくもむ手法です。リラックスできたり、呼吸が深くなったり、続けるほどにうれしい変化が期待できます。 腸もみをすると、やわらかくつきたてのお餅のようなフワフワとした腸になってゆきます。お腹周りや氣持ちがスッキリしていれば、腸もみは大成功!です。自分で腸もみをするときは、「いつでも」「どこでも」「好きなだけ」、特別な場所や道具を必要とせずできます。起床時、食事と食事の間、入浴中、入浴後、就寝前などに行なうのが効果的。時間にして2~3分程度でできてしまう氣軽さと手軽さがあります。 ここでは、セルフでできる腸もみのやり方を「小腸もみ」「大腸もみ」に分けてお伝えします。すき間時間にできますので、ぜひチャレンジしてみください。
小腸もみのやり方
腸は「小腸」と「大腸」に大別できます。小腸は食べた物の最終的な消化と免疫機能に関わる場所です。呼吸を止めず自然な呼吸で小腸をゆっくりやさしく刺激すれば、身体が内側からポカポカしてきたり、呼吸が深くなっていくのが感じられます。 【小腸もみのやり方】 1)ひざを立ててあお向けになります。 2)おへそを覆い隠すように両手の平を重ね合わせ(どちらが上になってもOK)、置いた手の位置を変えず時計回りに手首をやわらかく使って回しもみします。 3)5~6秒かけて1周し、10~15周行ないます(1分~1分30秒)。 冷えをつよく感じる方、体温が35度台の低体温の方、食欲コントロールが難しい方は回数を2倍(かける時間も2倍)に増やして行なってみましょう。 ※痛みが出た場合は、圧加減を弱めにするなど調整してください。ご自分にとって心地いい~痛氣持ちいいがつよさの目安です
大腸もみのやり方
続いて「大腸もみ」です。大腸のメインの役割は便づくり。腸内細菌たちがたくさん棲んでいるのは大腸です(小腸にも腸内細菌は棲んでいますが、種類と数が異なります)。毎日のスッキリを目指したい、お腹のガスが氣になる、スタイルアップしたい方は、大腸もみを積極的に行ないましょう。 【大腸もみのやり方】 1)ひざを立ててあお向けになります 2)利き手を下に、手の人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を重ね合わせ、息を吐くタイミングで4カ所「右の骨盤の内側」「右肋骨の下」「おへそとみぞおちの間」「左肋骨の下」を押しもみます。仕上げに「左の骨盤の内側」を小さな円を描くように回しながら押しもみます。 3)1カ所あたり5~6秒かけてゆっくり押しもみ、5つのポイントを2周(以上)行ないましょう(2周で約1分)。 セルフ腸もみは1日2~3分でできる手軽さが魅力です。じっくり受けたいときは専門家のサロンを訪れてみてくださいね。
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