腸もみしてもお腹が鳴りません…。
お客さまや受講生さまに腸もみ(養腸セラピー)をすると、ギュル~と可愛らしい音がお腹から聞こえてくることがよくあります。
この音を聞くと、施術する側としては「ウホっ♪(≒うれしい)」な心持ちになります。
でもね。
セラピストさんなら経験があると思うのですが、腸もみをしても、一向にお腹から音が聞こえないことだってございます。
それって腸もみがうまくできなかったからでしょうか?
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そんなことはありません。
腸もみのやり方が違っているからお腹が鳴らない、そういうことではありません。
鳴らないお腹、あります、全然います。
お腹が鳴らないのは腸もみが下手だから?
お腹(腸という臓器)はですね、施術をして鳴るときもあれば鳴らないときもあるんです。
お腹が鳴ったからうまく施術できた、鳴らないからうまくいかなかった、下手なんだ…という理解はなさらないでください。
お腹が鳴るとお互い(施術者、非施術者とも)に“腸が動いた感”を実感できます。
お腹が鳴らないと聴覚的に実感しづらいものの、お腹は動いております。
腸もみをして、お腹が鳴らなかったとしてもなんら問題ございません。心配要りません。
個人的感覚でエビデンスはありませんが、お腹がやたらと重ったるい方(もんでいてもったり感がある方)や疲弊具合がつよすぎる方は、お腹が鳴りづらい傾向にあるように思います。
腸もみで実感できるのは音だけじゃない。
お腹が鳴る事象は1つの目安。ただそれだけです。
鳴る・鳴らない(ごとき)で、一喜一憂しすぎないでくださいませね。
お腹の音以外でも腸もみで実感できることはあります。
心地よく腸を刺激できると、眠氣が出てきたり(&睡眠の質がよくなったり)、呼吸が深くゆっくりになったり、氣持ちが穏やかになったり、お顔がすっきりされたり、表情が優しくなったりします。
(ガスが抜ける、むくみが取れる、全身温かくなるなどは当たり前です)
腸もみの素晴らしい点は、影響が腸だけにとどまらず、全身に行き渡ることです。
腸とか排便といった部分や結果だけで見がちですが、全身や全体の空氣感などよーく観察してみると、様々な変化が起きていることに氣づかれると思いますよ。
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