腸を整える食品ランキング!
前回のブログの続きです。
※「腸を整える食品」ランキング(前篇)
専門家の1人として掲載していただいた内容だけでは、お伝えしきれない、
腸を整える食品10選のうち第5位~第1位までを養腸®家目線でお届けします。
トップ5の第5位にランクインしたのは きのこ です。
きのこは低カロリーで低糖質、塩分や脂肪が少なく、コレステロールを含まないので、腸活というよりダイエット食品として氣になっている方も多いのではないでしょうか。
このきのこには、食物繊維(βグルカン)が豊富で、腸内環境を整えるほか、腸内の短鎖脂肪酸の増加や免疫力を上げる効果やがん予防効果が期待できます。きのこを鍋やみそ汁の具材として入れるもよし、第10位のエキストラバージンオリーブオイルでソテーにするもよし!です。
続いて、惜しくもトップ3に入れなかった第4位は 糀甘酒。
糀甘酒は、糀を使った「飲む点滴」とも評される発酵食品です。
糀甘酒に含まれる不溶性の食物繊維は、便の材料となって排便を促進する働きがあるとされています。
抗酸化物質であるエルゴチオネイン、フェルラ酸も豊富です。
糀甘酒の中でも、玄米糀の甘酒なら玄米の有効成分が摂れるので尚よいでしょう。料理の味付けで砂糖の代わりに使えば、日常的に摂取できそうですね。
腸を整える食品ランキング!第3位と2位は
堂々のトップ3の発表です。
第3位は、、、納豆 です。
豊富な食物繊維を含む納豆は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合が、理想とされる2:1のバランスです。
たんぱく質や食物繊維、ミネラルやイソフラボンなどの成分が含まれていますが、発酵性の大豆食品は、これらの成分が加工過程で失われにくいのです。
納豆はその種類もひきわりから小粒、中粒、大粒と様々。付属のタレは添加物のものが多いので、なるべくなら避け、ちょっといいお醤油や天然塩などと一緒に召し上がるのがおすすめ。
キムチやアボカド、なめたけ、大根おろしなどとの相性も抜群なので、これらの食材と混ぜ合わせて食べるのもいいですね。
惜しくも第1位にあと一歩及ばなかった第2位の食品は 味噌 です。
大豆と麹(そして塩)が織りなす、日本を代表する発酵食品です。
大豆の食物繊維はコレステロールの低下を促してくれます。
味噌の中でも麦味噌は水溶性の食物繊維β-グルカンが含まれていて、免疫調整やがん細胞を抑制する効果が期待できるとされています。
一日一杯のお味噌汁を飲めば、不調知らずになりそうです。
ちなみにお味噌汁を丁寧な言い方にしたのが「おみおつけ」。漢字にすると「御御御付」と書きます。
「おみ」は「味噌」、「おつけ」は膳でごはんと一緒に出される「汁物」のことです。室町時代の女房言葉から派生した言葉だと言われていますが、味噌汁が大切な料理として扱われていたことが伺えますね。
腸を整える食品、栄えある第1位は
腸を整える食品ランキングの第1位は 玄米 です。
玄米は全粒穀物。豊富な食物繊維や栄養素が、代謝を増加させたり、体重を減少させて大腸がん予防に役立つと考えられています。
中でも玄米を発酵させた食品(FBRA)は、腸内細菌を介して抗炎症・抗突然変異作用を発揮し、炎症発がんとその悪性化を抑制してくれる働きがあります。
玄米は消化がよくない苦手…と感じている方にとって、FBRAはおすすめです。
なお、FBRAは玄米発酵食品「ハイ・ゲンキ」という商品摂ることができます。
日々の食卓にさつまいも入りの玄米ご飯と、きのこや玉ねぎを具材にしたお味噌汁(+オリーブオイルをひと垂らし)、納豆、高野豆腐の煮物(甘みは糀甘酒で)、デザートにキウイなら、腸によい食品がすべて取れてしまいます。
腸を整える食品を毎食どれか1つでも摂って、よりよい腸活ライフを過ごしてまいりましょう。
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