味噌選びがミソ?の味噌玉で腸活ライフを楽しもう

歴史ある発酵食品、味噌玉として再注目

朝食でごはんよりパンが食卓に並ぶようになった日本の食生活。味噌汁を毎日飲んでいる人はどれくらいいるでしょう。味噌は日本のスーパーフードと呼べるほど健康効果が期待できます。朝に限らず1日1杯の味噌汁は、医者いらずと言っても言い過ぎではありません。 味噌は蒸した大豆に塩と麹の力が合わさった日本古来の発酵食品です。大豆が発酵することで大豆の持つ栄養価が増えたり、うま味が増したり、腸から吸収されやすくなります。 「味噌」の文字が現れたのは平安時代の文献からのようで、以降鎌倉時代には味噌汁が飲まれるようになってゆきます。味噌の歴史は非常に古く、1000年以上に亘って日本人の食事と健康を支えてきた発酵調味料です。長い歴史の中で愛され続け、重宝されてきた味噌。近年は味噌玉として注目と脚光を浴びています。


味噌玉はメリットがたくさん

味噌玉とは自家製のインスタント味噌汁のことです。味噌や調味料、好きな具材を加えて小さく丸めたもので、冷凍保存して常備できます。食べるときはお椀などの容器に味噌玉を入れ、お湯を注げばすぐ食べられます。時間のあるときにまとめてつくっておけば、いつでも食べられる栄養満点の時短料理です。 味噌玉は冷凍による「長期保存が可能」(もともと味噌は長期間保存可能な発酵食品です)なほか、1回分ずつ保存できるので、鍋で作りすぎたり余らせてしまうことがない「効率性」、いつでも食べたいときに食べられる「手軽さ」、好きな具材でつくれる「楽しさ」など、時短以外のメリットがたくさんあります。 基本的な作り方は、インターネット等で検索するとたくさん出てくるためここでは割愛しますが、腸活的味噌玉づくりのポイント・コツをこの後お伝えします。

腸活によい味噌玉づくりのポイント

腸活的味噌玉づくりのミソは「味噌」選びにあります。なるべくだしや酒精が入っていないもの、原材料が大豆、塩、麹(米や麦はOK)だけの味噌で作ってください。具材は好きなものを入れてよいのですが、お豆腐など水分の出るものは傷みやすいため入れないようにしましょう。根菜類の具材もおすすめですが、加熱が必要なゴボウなどは、お湯を注いだだけでは火が通らないため、「下ゆでして冷ます」このひと手間をしてから入れます。わたくしのような(?)面倒くさがり屋さんは、乾燥わかめまたはとろろ昆布をベースに、煎りごま、かつお節、ちりめんじゃこ、桜エビ、切り干し大根、油揚げなどの中から2~3種類選んで入れておけばOK。味噌そのものが腸活食材ですし、わかめやとろろ昆布で少ないながらも食物繊維が摂取できます。あれこれ難しく考えすぎず、楽しみながら作ってみてください。 長期保存ができる味噌玉ですが、作ってからなるべく2週間~1ヶ月以内に食べきるようにしてくださいね。

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