腸活に、丈夫な骨づくりに「きのこ」
きのこと聞いたとき、どんな種類が思い浮かびますか?しいたけ、えのき、しめじ、エリンギ、まいたけ、ひらたけ、なめこ、きくらげ、マッシュルーム、マツタケ…。高級食材のマツタケは別として、きのこ類は日常的に手に入りやすい食材で、腸活にもピッタリです。 腸活によい理由は、食物繊維がたっぷり含まれていて、整腸作用が期待できるためです。多くのきのこは、水に溶けにくい不溶性の食物繊維が豊富です。不溶性の食物繊維は、腸内の便のかさ増しや、腸のぜん動運動を高めて排便を促してくれます。また、きのこは噛みごたえがあるものが多く、よく噛むことで回数が増え、早食いや食べすぎを抑制してくれます。 さらに、きのこはカルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富。腸活だけでなく、丈夫な骨づくりにもかかせない存在です。
きのこは午前中に食べるのがベスト!
腸活食材のきのこを食べるのなら、より効果的に摂取したいですよね。きのこを最も効果的な食べるタイミング・時間帯があります。それは“午前中”です。 きのこに含まれる食物繊維は、β(ベータ)グルカンという食物繊維です。このβグルカンは、腸管にいる免疫細胞を活性化させる働きがあることで知られています。具体的には、免疫に関わりの深いナチュラルキラー(NK)細胞やマクロファージ、白血球の働きを活性化させてくれます。きのこの食物繊維は便通効果が期待できる以上の働きをしてくれるのです。 わたくしたちの身体のNK細胞たちは、午前中(10時ごろ)に活性化すると言われています。基本的にいつ食べてもいいきのこですが、NK細胞を最大限活用するなら、朝食に食べるのが最も効果的な食べ方と言えそうです。
最強きのこレシピ、〇〇汁
免疫細胞の活性化を狙ってきのこを食べる場合、午前中が1日のうちで最もおすすめの時間帯です。朝食にきのこを食べて、免疫機能を高めながら腸活をすれば一石二鳥になります。 世の中には様々なきのこのレシピがありますが、腸活的におすすめなのはきのこの味噌汁です。発酵食品の味噌と食物繊維が豊富なきのこの組み合わせは、腸活食材としてゴールデンコンビ。きのこ以外の味噌汁の具材に、わかめや季節の旬のお野菜などを入れれば、ビタミンやミネラル豊富な栄養価の高い腸活味噌汁が出来上がります。朝は忙しくて味噌汁をつくる時間がないという方は、味噌玉をあらかじめ作っておくなどすると、時短で腸活ができます。 きのこは冷凍保存ができます。数種類のきのこを食べやすいサイズに分けて、保存用袋にまとめて入れて冷凍しておけば、汁物や煮物、炒め物をつくるときにパっと投入できて便利です。
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