クリスマス料理 vs. お正月料理、腸活的にいいのは?

年末年始の料理の定番といえば。

本年最後のZoomオンラインプチセミナーを12/23(火)20:00~ に開催しました。
テーマは「クリスマス🎄料理 vs. お正月🎍料理、腸活的にいいのはどっち?」です。
年末年始は人と会う機会だけでなく、やたらと食べ飲みする機会が増える季節ですからね(忘年会、クリスマス、年越しそば、お正月、新年会…)
この時季に1~3kgほど増える方が多いというデータもあるようです

中でもクリスマスとお正月は特別な季節イベントではないでしょうか。
クリスマスに食べる定番料理はネット調べですが、チキン、ローストビーフ、ピザ、ビーフシチュー、グラタン、チーズフォンデュ、フライドポテト、ケーキあたり?
対してお正月はお節とお雑煮でしょうか。
昨今自宅でこしらえるよりお取り寄せが多く、一昔前と内容が変わっていることも多いですが、従来のおせちの定番といえば、黒豆、栗きんとん、紅白かまぼこ、伊達巻、昆布巻き、えび、なます、お煮しめ、そして地域色が豊かなお雑煮でしょうか。

リアルタイムでご視聴の皆さま、ありがとうございます。
見られなかった方、こちらのアーカイブで見られます!


それぞれの料理のメリットと残念な点

それぞれのお料理のよい点と残念な点を書きだしてみましょう。

クリスマス料理のよき点◎
・動物性のたんぱく質がしっかり摂取できる(特に動物性)
・たのしいw、パヤパヤする

ざんねんな点×
・動物性の食品が多い≒食物繊維が摂れない
・脂肪分が多く、揚げ物も多い(消化に時間がかかり胃腸への負担増)
・野菜が少なくなりがち(あってもサラダかシチュー)
・精製された粉ものを使いがち(小麦粉、砂糖)
・旬の食材らしさはあまり感じられないお客さま、クライアントさまの変化、ご本人が氣づいていないケースは非常に多いです。

お正月料理のよき点◎
・たんぱく質が摂取できる(主に豆類、魚系(えび、鯛、鰤、鮭、かまぼこ)から)
・海藻類(昆布)が摂れる
・野菜もしっかり摂れる(お煮しめ、お雑煮、なます)
※発酵性食物繊維(腸内細菌のエサになり、短鎖脂肪酸をつくってくれる)
1週間くらいで脂肪が燃えやすい環境がつくられるとか?
・野菜や魚系が多いので季節感がある
・揚げ物は少なく、動物性も少ないため低脂質

ざんねんな点×
・お砂糖たっぷり(きんとん、伊達巻、昆布巻き)
・塩味もけっこうつよい(お煮しめ、お雑煮)
※腐敗防止の目的もある

ケーキを除くと、クリスマス料理の方が糖分の摂取は少ないですが、糖質を除けば栄養バランスがかなり整っているのはお正月料理といえそうです(野菜に含まれる食物繊維をはやいうちに食べておけば、糖質の吸収は穏やかになります)。
腸活的に見たら、お正月料理にやや軍配が上がる感じになりましょうか。

腸活的年末年始の過ごし方。

腸活的にいいとされる年末年始の過ごし方は “食べ過ぎないこと” これに尽きます(←極論はね)。
なるべくなら、だらだら食べに注意してよく噛み、食べる順番を意識できるなら、ソイ(プロテイン)ファーストやベジファーストを心がけます。
パヤパヤする日、ハレの日の食事は美味しく味わって楽しく食べるのも礼儀かと。腸への感謝を忘れずにOTA(おいしく・たのしく・ありがたく)で食べましょうぞ。

食べた後のリカバリーをどうするかで腸の元氣度は変わってきます。
食べすぎが確定している場合、例えば前日や翌日~3日くらいかけて調整をします。
(半日ファスティング、消化のよいものを腹6~7分、寝る3時間前までに食べ終わる、アルコールは控えるナドナド)
後の調整をするかしないかで、1月の体調は大きく変わりますよ♪

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