セラピストこそ“キューイング”が大事。

キューイングって?

 “キューイング” なる言葉をご存じでしょうか。

主に、トレーナーさんなどが運動指導中に行なうクライアントへの声がけの意味で用いられます。
相手が理解しやすいよう伝えることが目的です。

が、効果的な声がけって正直ムズかしい。
(だからこそ、できたときの効果は絶大)

トレーナーさんに限らず、セラピストもキューイングによってクライアントさまの不安や悩みの解消を導いたり、笑顔ややる氣にさせたりできるのではないでしょうか。

わたくしが日常的に心がけているのは、「事実は言うけど、ウソは言わない」 です。
(ウソも方便ってゆーけど、ウソついてまで氣に入られようとか思いません)
具体的には、

・ちょっとでもできていることは、見逃さずにほめる
 それがホンのちょっとだったとしても。
 「ちょっと」は本人が氣づきづらいところなので、なおのことほめる

・ネガティブな形や否定形で終わらさない。
 相手がネガティブな言い方をしたら、肯定的に言い換える
 ※できていないことを言ってきたら、「伸びしろ」「可能性」と言い換えたり。

・身体で硬い場所があるときは、前向き且つ明るい口調で言う
 「なかなかの仕上がりですねぇ( ̄ー ̄)ニヤ~リ」 「ここががんばっちゃいましね」 「だいぶやっちまいましたな」ナド

・できるだけ「つかれている」は用いない
 「疲れ」は「憑かれ」に転じます。
 代わりとして「くたびれ」とか「ここがほかよりざんねん」のような言い回しを用いる

・断定系の言い回しはしない
 専門家の言葉は、思っている以上に伝わり方(影響)がつよいです。
 洗脳しないよう翻弄させないよう細心の注意を払います。

・「よい」「よくない」のような2極化で判断しない。
 伝えるとしたら、「どちらかといえば、よろしくないです」 と婉曲に伝えたりします。

ナドナド。

氣づかれないよう自然を装いますが、その実、言葉選びは慎重です。

だって、どうでしょ。
 「ここが硬くて凝ってます」
 「これはひどいです」
 「相当疲れてますね」
 「今すぐ○○をやらないとダメです」
 「なんでここまで放っておいたのですか」

のような言い回しばかりされたら、身体や心が緊張してしまうのではないでしょうか。

わたくしは言われてじぶんがゲンナリする言葉は、なるべく極力選ばないようにし、反対に、かけられたらうれしくなったり、やる氣になったりする言葉がけを選択しています。
(あくまでも対じぶん比です)

プラスの言葉やニュートラルの言葉で傷つく人はほとんどいないハズなので、これからもこのスタンスです。発した言葉はじぶんの耳にも届きます。
相手への言葉は、巡り巡って、じぶんへのエールだったり褒めワードにもなってます。
(一石二鳥?役得?)
セラピストのキューイングは、相手とじぶんにとって、とてもとても大事です。

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